日本ハムの柴田獅子投手が18日、自身を表す今年の漢字に「磨」を挙げた。投打二刀流に挑んだプロ1年目を「最初からシーズン…
日本ハムの柴田獅子投手が18日、自身を表す今年の漢字に「磨」を挙げた。投打二刀流に挑んだプロ1年目を「最初からシーズン終了まで、とにかく自分磨きというか、磨きまくった1年。特にピッチャーの方は後半、結構いい感じで磨けた」と振り返った。
今季は7月26日・ロッテ戦のプロ初登板初先発を皮切りに、4試合に登板して1ホールド。大器の片りんをのぞかせた。オフもスキルアップに余念はなし。千葉・鎌ケ谷の球団施設での自主練習で、特に磨きをかけているのが変化球だ。
お手本はダルビッシュ(パドレス)と山本由伸(ドジャース)。動画を参考に、持ち球であるスライダーやカーブのキレや曲がり幅、打者からの見え方が両投手の軌道に近づけるように試行錯誤しながら実践。手先の器用さを生かし「最高の理想はダルさんと由伸さんのハイブリッド。楽しいです。ずっと研究してますね」と喜々として取り組んでいる。
来季の目標はプロ初勝利や初本塁打に加え、登板での球数のメドを1試合100球程度まで増やすことに設定。平均球速も4キロアップの152キロを目標に掲げ「来年も磨きます。自分磨きしかないです」と意気込んだ。