「グランプリ・SG」(18日、住之江) 住之江ボートの中央ホールで、静岡支部の強豪レーサー・菊地孝平(47)=静岡・8…

 「グランプリ・SG」(18日、住之江)

 住之江ボートの中央ホールで、静岡支部の強豪レーサー・菊地孝平(47)=静岡・82期・A1=がトークショーを開催した。

 菊地は現在開催中のSG・グランプリの常連メンバーだが、今年はトークショーで住之江に来場。「この時期の水面は、特に緊張感が張り詰めていて、自分も走るわけではないけどドキドキしています」と独特の雰囲気を味わっていた。

 昨年のグランプリは、トライアル2nd1回戦で痛恨のフライング。罰則のためSGは1年間、G1とG2もF休み明けから6カ月間は選出除外となり、今年は苦しいシーズンを過ごした。

 「SGやG1で走れるようになったときに、より力をためてできるようにチャレンジ精神を持って走っていたつもりですけど、思うような結果はまだ出ていない」と本調子まではもう一歩の近況だが、不屈の闘争心は全く衰えていない。

 詰めかけた多くのファンへ「去年はトライアルで(フライングを)やっちゃいましたけど、また来年、グランプリへ来たときはしっかり攻めますのでビビらずに見ていてください」と堂々のカムバック宣言。「水面で走っている皆さんは、人生を懸けて走ってますので、熱いバトルを皆さん楽しんでください」と今年はファンとともにレースを満喫する構えだ。