今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬、ファウストラーゼンの半妹にあたるペイシャシス(牝2歳、栗東・加藤公太…

 今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬、ファウストラーゼンの半妹にあたるペイシャシス(牝2歳、栗東・加藤公太厩舎、父シスキン)が、12月20日の阪神5R(芝1600メートル)でデビューする。

 コンビを組む酒井学騎手が手綱を執り、1週前、当週と2週連続で併せ馬を消化し態勢を整えてきた。栗東・CWコースでしっかりと負荷をかけた11日は、モカプウイング(2歳未勝利)を2馬身半追走し、ラスト1ハロン11秒3(6ハロン82秒7)と上々の切れを見せて首差先着。鞍上は「時計以上に感触がいい。先週の時点ですごくいい馬だと思っていた。小柄だけどフットワークが良くて、柔らかいキャンターをする。気性も素直だし、初戦から楽しみですよ」と期待に声を弾ませた。