JRAと地方競馬の見習騎手による「2025ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)」ファイナルラウンド園田が18日、園田競…

 JRAと地方競馬の見習騎手による「2025ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)」ファイナルラウンド園田が18日、園田競馬場で行われた。

 この日の最終戦となるYJSファイナルラウンド園田第3戦(3歳上C2クラス、ダート1400メートル=11頭立て)はJRA所属の横山琉人騎手が騎乗した4番人気テンクウワールド(牡5歳、園田・尾林幸二厩舎、父ベストウォーリア)が好スタートから先頭に立つと後続に1馬身1/4差をつけて逃げ切った。横山琉騎手は第1戦で4着に入っており、2戦トータル42ポイントを稼いで同シリーズ暫定トップに立った。「外の2頭に競りかけられて厳しい展開だったけど、4コーナーで引き離すことができたのでよかった。残り2レースも頑張っていい結果を出したい」とにっこり。

 20日の中京シリーズでは23年に続いてYJS初となる2度目の優勝がかかる。

 2着には地元の土方颯太騎手騎乗の8番人気カドサンガンバルが入り、3着にはJRA高杉吏麒騎手騎乗のサトノアヴァロンが続いた。

 ◇ヤングジョッキーズシリーズ

 見習騎手の注目度を一段と高め、騎乗数の増加及び騎乗技術の向上を図るとともに、年末のJRAと地方競馬を盛り上げるために2017年より開始。トライアルラウンドを勝ち抜いたJRA、地方所属各8騎手が18日の園田ラウンドと20日の中京ラウンドで2鞍ずつ、計4鞍の着順によるポイント制で合計得点により順位を決める。