12月27日に中山競馬場、芝2000mで行われるホープフルS。特別登録は先週日曜日に行われており、そこにエントリーし…

 12月27日に中山競馬場、芝2000mで行われるホープフルS。特別登録は先週日曜日に行われており、そこにエントリーしたラヴェニュー(栗東・友道康夫厩舎)は今朝18日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 小崎綾也騎手(レースでは戸崎圭太騎手が騎乗予定)が跨り、CWへジョーカー、アドマイヤテラとともに入場。それらの後方から追走する形だったが、6F標識の地点で先頭との差は7馬身か8馬身くらい。ただ、走りには余裕があって、いつでも追いつきそうな雰囲気で追走している。

 実際、3コーナーから4コーナーの地点で前との差を詰めていき、最後の直線で最内へ入るとギュンとギアが上がって、前2頭を楽々と捕まえる。最後は2頭とも2馬身くらい突き放す形で最先着のフィニッシュとなった。

 時計は6F81.0〜5F66.1〜4F51.8〜3F36.5〜2F22.5〜1F11.2秒。追い切りではとにかく動きが目立つタイプで、厩舎の2歳ではアドマイヤクワッズ以上といってもよいくらい。最後の直線では11.3秒、11.2秒という瞬発力を見せているように、キャリア1戦でも期待したくなるポテンシャルの高さは持っている。

(取材・文:井内利彰)