大相撲の冬巡業が18日、磐田市で行われた。熱海市出身の東前頭6枚目・熱海富士(23)=伊勢ケ浜=が2026年の飛躍を誓…
大相撲の冬巡業が18日、磐田市で行われた。熱海市出身の東前頭6枚目・熱海富士(23)=伊勢ケ浜=が2026年の飛躍を誓った。「来年は番付的にも精神的にも、もっと成長していきたい」と、年明けの初場所(2026年1月11日初日・両国国技館)を見据えた。
ご当地場所で存在感を見せつけた。開場直後の握手会では、列をなした大勢のファンに対応。力士ふれあい会では、ちびっ子力士たちに胸を出した。11月の九州場所で8勝7敗をマークするなど今年は3度、勝ち越した。「いい相撲も悪い相撲もあった。でも、悪いところはどこか分かっているので直して、来年に向かっていきたい」と、さらなる精進を約束した。
熱海市出身で、沼津市にある飛龍高出身。磐田市は静岡県内でも西部地区にあたるが「中、高の時に大会で来たことがある。たくさんのファンに来ていただいてうれしい」と満員御礼を喜んだ。これまでの最高位は東前頭筆頭。来年はうま年で9月には24歳となる年男が、戦後の静岡県勢で初となる三役昇進を目指す。