オリックス九里亜蓮投手(34)が18日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季の1億4000万円から2000万円…
オリックス九里亜蓮投手(34)が18日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季の1億4000万円から2000万円増の年俸1億6000万円プラス出来高払いでサインした。
「オリックスに入団してくれて感謝しているという言葉をいただきました。そういう言葉をいただけて、僕はうれしかった。来年さらに頑張らないといけないなという気持ちでいます」
FAで広島から移籍した今季は25試合に登板し、11勝8敗、防御率2・41をマークした。勝ち星はチーム最多で、広島時代の21年以来4年ぶりの2桁勝利を飾り、防御率もキャリアハイの好成績だった。
もっとも、満足はしていない。今季は164回1/3で、目標の200イニングに届かなった。「イニングにはこだわって。意地でもマウンドから降りないような姿勢を1年通して見せていきたい。何も変わらずに来年同じ成績が残せるとは思ってないですし、何も変わらずに成績がダメになってしまって後悔するのが嫌。いいと思ったことはどんどん取り入れながら、少しでもレベルアップできるようなオフにしたい」。オフは同僚の曽谷と自主トレ。移籍2年目、さらなる進化を求める。(金額は推定)