ヤクルト小川泰弘投手(35)が18日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、2100万円減の年俸8900万円で更改した。13…

ヤクルト小川泰弘投手(35)が18日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、2100万円減の年俸8900万円で更改した。

13年目の今季は4勝5敗、防御率3・68だった。4月3日広島戦(神宮)では自身2度目のマダックス(100球未満での完封)を達成した。「去年より状態をしっかり上げられた部分もあったと思う。経験とともに工夫できたところ。ただ、その中で試合数はなかなか伸びずに悔しいところもある」と振り返った。

来季の目標を記す色紙には「心」とペンを走らせた。「チームの心臓、中心で頑張れるように自身を鍛えて行きたい。池山監督も対話が大事という風におっしゃられてますが、先輩方、そして後輩としっかりコミュニケーションを取って、同じ方向を向いて戦っていけるように」と力を込めた。数字面では23年以来の規定投球回のクリアが目標となる。「若い選手が育ってきて、競争意識も高まってますけど、何とかそこに入って、もう1度、規定投球回をクリアして、チームに貢献したい」と思い描いた。(金額は推定)