「2025年 第55回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の表彰式が17日、都内で行われ、プロボクシングの世界4団体ス…

 「2025年 第55回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の表彰式が17日、都内で行われ、プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(32)=大橋=が殊勲賞を受賞した。

 井上は22年度に「大賞」を受賞しており、23年度から3年連続で殊勲賞受賞となった。

 井上はこの日、ジムメートの桑原拓(30)=大橋=が出場したトリプル世界戦が行われていた東京・両国国技館に来場していたこともあり、所属事務所を通じて喜びのコメントを発表。「来年に予定されているビッグマッチに繋(つな)げていければ」と、今月27日、サウジアラビアで行われるアラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦勝利とともに、来年5月、東京ドームで世界3階級制覇王者・中谷潤人(27)=M・T=とのビッグマッチ実現に意欲を示した。

井上尚弥

「第55回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞、式典のご開催誠におめでとうございます。今年も数あるスポーツ団体、競技の中から「殊勲賞」を頂き大変光栄に思います。2025年は、初めてとなる年間4試合を行っているところでここまで3勝する事ができました。10日後にサウジアラビアで今年最後の試合があります。国民の皆様に喜んで頂ける試合をし、来年に予定されているビッグマッチに繋げていければと思いますので、応援宜しくお願い致します。この度はありがとうございました」

 受賞者は以下のとおり。

【大賞】山本由伸(大リーグ ロサンゼルス・ドジャース)

【NHK賞】山本由伸(大リーグ ロサンゼルス・ドジャース)

【殊勲賞】小田凱人(プロ車いすテニス)、上地結衣(プロ車いすテニス)、井上尚弥(プロボクシング)

【最高新人賞】安青錦新大(大相撲)