今週末の土曜日、中京競馬8R、10Rで「ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京」が行われる。早くも9年目を…
今週末の土曜日、中京競馬8R、10Rで「ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京」が行われる。早くも9年目を迎えた“若手の夢舞台”では、地方所属ジョッキーの活躍が目立つ。馬券的にも注目すべき存在で、若さあふれる騎乗で高配当を呼び込んでいる。
同シリーズは17年〜21年、24年に地方所属ジョッキーが総合優勝。昨年は1位が大井・鷹見陸騎手、2位が愛知・望月洵輝騎手、3位が浦和・室陽一朗騎手でお立ち台を独占した。
回収率でも非常に優秀で、馬券的にも見逃せない。これまでの中央ラウンド全16競走の成績は、JRA所属ジョッキーが【7-8-7-104】で単勝回収率24%、複勝回収率69%なのに対し、地方所属ジョッキーは【9-8-9-92】で単勝回収率206%、複勝回収率129%。昨年も望月騎手が単勝99.0倍のアイファースキャンを勝利に導くなど、人気薄でも決して侮れない。
今年、地方からは女性2名を含む、計8人の若武者が出場する。これまで培ってきた騎乗技術を存分に発揮し、JRAのファンや関係者をアッと言わせたい。