【ホノルル(米国)=磯綾乃】巨人田中将大投手(37)が「世界の本塁打王」から現役名球会の使命を託された。16日(日本時間…
【ホノルル(米国)=磯綾乃】巨人田中将大投手(37)が「世界の本塁打王」から現役名球会の使命を託された。16日(日本時間17日)、ハワイ州ホノルルで行われた日本プロ野球名球会総会に、楽天浅村とともに初参加した。日米通算200勝を達成し、入会資格を満たした“新人”として会場入り口に立ち、会員にあいさつ。「10代、20代前半の時に対戦していたような先輩たちがたくさんいて。その頃の緊張感、気持ちに戻ったような気持ちでした」と振り返った。
握手で激励したソフトバンク王貞治球団会長は「田中マー君も浅村君も『まだまだやる』って。『どこまでやれるかやる』って言ってたからね」と会話の一端を明かし「現役がもう一番だから。彼らが頑張ってくれることで、若い人も頑張ってくれるんじゃないかな」と選手として奮闘する意義を説いた。
総会では活動内容の詳細にも触れた。田中将は「先輩たちがつないできてくださっている活動なので、力になりたい」と志した。レジェンドたちの期待も胸に、プロ20年目へ向かう。