DeNA・牧秀悟内野手(27)が16日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億5000万円でサインし…
DeNA・牧秀悟内野手(27)が16日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億5000万円でサインした。将来的なメジャー挑戦の意向を持っており、交渉の席で初めて球団に伝えたことを明らかにした。(金額は推定)
大舞台への憧れを、はっきりと口にした。「入団してから少しずつ、やってみたいなという気持ちは湧いています」。20年度ドラフト2位で入団し、球界屈指の強打者に成長。今オフは自身と同じく日本代表の常連でもある巨人・岡本やヤクルト・村上がメジャー移籍を目指す中、自身の中でも挑戦が現実味を帯びてきた。あくまで将来的な夢ではあるものの「年齢も上がってきて、ちゃんと話すようになったのは今回が初めて」と球団に正式に意思を伝えた。
ただ、最優先事項はチームを優勝に導くこと。今季は8月に左手の負傷で手術し長期離脱。93試合で打率・277、16本塁打、49打点だった。それだけに「メジャーで活躍している人は優勝して、背中を押してもらって、行っているので優勝することだけを考えてやっていきたい」と話した。
来年3月開催のWBCについても「あそこでしか味わえないものがある」と2大会連続出場に意欲。出場を表明したドジャース・大谷に「スーパー戦力。野球界を盛り上げていけたら」と力を込めていた。