◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)=美浦トレセン、12月1…

◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)=美浦トレセン、12月16日

 リアライズシリウス(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)は全休日明けの16日、Bダートコースを1周半の調整。手塚久調教師は「今日は手前の替え方もスムーズ。先週は休み明けの感じがあったが、日曜日の動きも良かったし、(状態は)上がってくると思います」と説明した。Wコースでの1週前追い切りは直線での伸びがひと息だったが、14日の美浦・坂路でも54秒4―12秒3と負荷をかけたことで上向いてきそうな気配だ。

 新馬戦を7馬身差で圧勝し、前走の新潟2歳Sは出遅れながら2番手まで押し上げ、最後は4馬身差をつけての重賞初制覇。「強い競馬で押し切ってくれました」と手塚久調教師が振り返った好内容で、G1タイトルを手にする素質は十分にある。