来季のJFL降格が決まっているアスルクラロ沼津は16日、鈴木秀人監督(51)が退任することを発表した。 鈴木氏は現役時…
来季のJFL降格が決まっているアスルクラロ沼津は16日、鈴木秀人監督(51)が退任することを発表した。
鈴木氏は現役時代に磐田でプレー。引退後は2022年まで同クラブでユースチームの監督やトップチームのヘッドコーチ、監督を歴任し、強化部長も務めた。23年からは、中山雅史前監督の就任に伴い、沼津のヘッドコーチに就任。今季はチームが低迷し、9月に中山前監督に代わって指揮官に就いたが、立て直すことができず、リーグ最下位に終わった。12月のJ3・JFL入れ替え戦では滋賀に第1戦で敗れ、第2戦は引き分けとなり、2017年のJ3参入以来、初の降格が決まった。
鈴木氏はクラブを通じて「シーズン途中での監督就任以降、チームの再浮上と残留を目指して戦ってまいりましたが、JFL降格という結果となり、クラブを支えてくださっているすべての皆さまに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は、最後まで苦しい状況と向き合いながら、懸命に取り組んでくれました。その日々を結果として実らせることができなかったことを、今も重く受け止めています。厳しいシーズンを通しても、変わらず声援を送り続けてくださったサポーターの皆さまの存在は、私たちにとって大きな支えでした。その想いに応えきれなかったことが、何より心残りです」とコメントした。