ロッテ高野脩汰投手(27)が16日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2150万増の年俸3400万円でサインした。今季…

ロッテ高野脩汰投手(27)が16日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、2150万増の年俸3400万円でサインした。今季1250万円から3倍近いアップとなった。

3年目の今季はキャリアハイとなる37試合に登板。開幕当初はロングリリーフで力を発揮すると、シーズン中盤から勝ちパターンの起用が増えた。角度のある直球とフォークを武器に15ホールドをあげ、防御率1・84。奪三振率は10・23と打者を圧倒した。「しっかりと1軍の戦力になれたのが初めてだった。(自身が)通用すると感じ素直にうれしい。いろんな経験ができた。武器、セールスポイントが明確になったので、自信を持ってアピールできた」と振り返った。

飛躍のきっかけにメンタル面をあげた。自身の性格をネガティブと表現し「できれば投げたくない」と本音を漏らす。だが「いろんな展開を抑えていく上で、冷静になれた。ブルペンでは嫌でも、リリーフカーでは気持ちが切り替えられた。そういう部分で成長したと思う」と開幕から登板し、成功体験を積み重ねたことで精神的にも強くなり今季の快投につながった。

先発、ロングリリーフ、勝ちパターンとさまざまな場面で投げられるのが強みだが「リリーフの起用であれば、開幕から勝ちパターンを任せていただけるようなスタートを切りたい。キャリアハイを目指してやっていきたい」と力強く語った。(金額は推定)