米大リーグのドジャースなどでプレーし、楽天に加入した前田健太投手(37)が16日、楽天モバイルパークで入団会見に臨んだ。…

米大リーグのドジャースなどでプレーし、楽天に加入した前田健太投手(37)が16日、楽天モバイルパークで入団会見に臨んだ。

先発ローテの一角として期待され、チームでは岸孝之投手(41)に次ぐ2番目の年長者となる。背番号は「18」に決まった。

今季の楽天先発陣は2桁勝利、規定投球回到達者が不在と苦しんだ。前田健について、石井一久GM(52)は「やっぱり先発に芯を入れてほしいかなっていうとこはありますね。結構、今年がすごくバランス悪かったんで、しっかりと先発陣というスクラムを組めるメンバーが入ってくれたことがすごく良かったなと思います」と獲得を喜んだ。

日米通算165勝を挙げた実績に加え、若手の手本となる“先生”の役割も期待される。石井GMは「経験はいろんなものを持ってるし、いろんな引き出しを持ってると思いますけど、ハードワーカーなんで、すごく見てるだけでも勉強になります」と話した。

楽天入団は必然だったのかもしれない。「この前も(国道)246の青山通りで(前田健と)会ったんで、その前も広尾の交差点で会ったり、縁があるのかなと。必ず声をかけてくれて。この前は車に乗る時に石井さん、石井さんって呼ばれた。縁はあるのかなと」と、マエケンとの不思議な縁を明かした。