東京VユースのFW仲山獅恩が、高校年代最高峰の大会「高円宮杯U―18プレミアリーグ EAST」で16得点をマークし、得…
東京VユースのFW仲山獅恩が、高校年代最高峰の大会「高円宮杯U―18プレミアリーグ EAST」で16得点をマークし、得点王に輝いた。
最終戦の鹿島戦は2―4で敗れたが、0―4の同37分に中盤で縦パスを受けると、ドリブルから左足ミドルシュートを決めた。
終了間際のPKこそ失敗したものの、15点で2位の深瀬幹太(青森山田高)を1点上回り、単独トップで終えた。
それでも、チームが最終戦で敗戦したこともあり「個人的には決定機が多い中、1点しか取れなかったというところで、4点取られましたけど、自分のところで、4、5点取れてもおかしくないゲーム内容だったので、本当に自分のせいで負けた。そこに尽きる。舞台は変わりますけど、決定機で決めないと世界では通用しないと思いますし、そういう一個一個の自分の質というところを、もう少し上げていかないといけないなと感じた試合でした」と反省した。
また個人タイトル獲得にも「まだまだだと思うので謙虚に。(得点王を)取れたことはひとつ喜んでもいいかもしれないですけど、全然納得してない。全然満足いくような数字じゃないですし、決めるところで決めないとこういう展開になる。そこに関してはチームという問題ではなくて、個人の責任だと思うので、本当チームメイトは頑張ってくれましたし、この順位(12チーム中8位)にいるのは自分の責任だと思う」と背負った。
今後については「公式に出るの待ってもらえれば」と話すにとどめたが、「プロになったら、どれだけ良い動きをしていても、見られるのは得点だと思いますし、アシストだったり、そういう上げられる数字は、どんどん上げていかないといけないなというのをこの1年通して感じました」と強調。上のステージで更なる進化を図る。