◆香港カップ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2000メートル) JRA海外馬券発売対象の「香港国際競走」(…
◆香港カップ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2000メートル)
JRA海外馬券発売対象の「香港国際競走」(14日、シャティン競馬場)のG1・4競走で、日本馬の対戦相手を、海外競馬に精通するフリーライターの土屋真光さんが「ライバル診断」で分析した。
【香港8R・カップ】ロマンチックウォリアーは骨折明けの復帰戦の前走が圧巻。超スローだったとはいえ、しまい3ハロンが32秒58と、骨折の影響を全く感じさせませんでした。この舞台+Jマック騎手では9戦無敗。サウジCは初ダートで相手がフォーエバーヤング、ドバイ・ターフは出来落ちでも2着だったことを考えれば、嫌う要素が見当たりません。
ストレートアロンは昨年は5着。転厩初戦の前走は上がりの勝負負けで4着でした。できればペースが流れてほしい1頭。チェンチェングローリーはコリアカップで初ダートながらディクテオンの2着。しかし、帰国後2戦は精彩を欠く内容。もともとベストは1800メートルで、さらに相手強化で苦戦が予想されます。
キジサナはスミヨン騎手とのコンビでドーヴィルの同距離G1を勝利。渋った馬場でも実績はあるものの、大きいストライドを生かしたい馬で、コース適性を感じさせますし、少頭数はプラスに働きそうです。ガレンは4月にチークピーシーズをつけて逃げの手に出ると一変。コース適性はありそうで、今回も展開のカギを握りますが、相手は一気に強化された印象です。