阪神が残留交渉中のジョン・デュプランティエ投手(31)にハワイで残留交渉に臨む可能性が出てきた。12日時点で、デュプラン…
阪神が残留交渉中のジョン・デュプランティエ投手(31)にハワイで残留交渉に臨む可能性が出てきた。12日時点で、デュプランティエも今月中旬のハワイV旅行メンバーに登録されていることが判明。米国本土から合流予定だ。
今季来日1年目の右腕は、15試合に先発し、2完封を含む6勝3敗、防御率1・39と2年ぶりリーグ制覇に貢献。8月に下肢のコンディヨン不良で離脱するまでは、113奪三振と、一時は奪三振王も視野に入れるドクターKぶりも見せつけた。来季球団初のリーグ連覇がかかる阪神にとっては、ローテーションの欠かせないピースでもある。しかし、残留交渉は難航。2日公示の契約保留選手名簿から外れている。
渉外を担当する竹内孝行球団副本部長は9日にドリスを含め来季、戦力として見る外国人選手について交渉中として上で「できれば年内というのは考えてますけど、交渉ごとですし、相手のご都合もあることなので」と慎重に話していた。
ハワイ優勝旅行には、藤川球児監督(45)をはじめ、今季ほとんどの試合でバッテリーを組み、助っ人右腕も絶大な信頼を置いた坂本誠志郎捕手(32)も参加。デュプランティエがトレーニング方法など一目を置く大竹耕太郎投手(30)やエース村上頌樹投手(27)も羽根を休める。阪神残留へ。虎ナインの猛アピールが常夏の島で繰り広げられる…かもしれない。