サッカー日本代表の森保一監督(57)が12日、来年のW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会とベースキャンプ候補地の視察…
サッカー日本代表の森保一監督(57)が12日、来年のW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会とベースキャンプ候補地の視察を終え、羽田空港に帰国した。拠点となるベースキャンプ地は日本が1次リーグ2試合を行う米ダラスでの設置を理想としているが、ベースキャンプ地の優先権がポット1の上位国にあることから、第2戦のチュニジア戦が行われるメキシコ・モンテレイ近郊に設置するプランが浮上した。
抽選会を終えた後、ベースキャンプの候補地となるFCダラス、ダラス大学、ダラス・バプティスト大学の視察を行った森保監督。本番に向けてのイメージがより明確になったようだった。
「(試合)会場が変わったので、少しプランを変えようかなと。事前キャンプと(大会中の)ベースキャンプを1つにするのか、別々にするのか、もう一回検討したい」
事前キャンプ地とベースキャンプ地が同じなのが理想だが、今回、新たに浮上したプランは、5月末に国内で調整を行った後、6月から事前キャンプ地入り。そして、開幕直前にベースキャンプ地へ移ること。国内→オーストリア・ゼーフェルト→ロシア・カザンへ移った18年W杯ロシア大会と同様のパターンだ。
今回のベースキャンプ地の有力候補とされたダラス近辺は環境面で充実しているが、ポット1の上位国と希望がかぶった場合、日本に優先権はない。そのため、次の候補地として1次リーグ第2戦のチュニジア戦が行われるモンテレイ近郊などを視野に入れている。
最優先事項は選手のコンディション調整と強調する。「ストレスなく過ごせて、集中してやれるところを選びたい」。ベースキャンプ地は早ければ1月下旬にも発表されるという。最高の景色を見るため、妥協は絶対にしない。