◆高円宮杯U―18サッカープレミアリーグ2025プレーオフ▽Bブロック1回戦 磐田U―18 4―3 札幌大谷高(12日、…

◆高円宮杯U―18サッカープレミアリーグ2025プレーオフ▽Bブロック1回戦 磐田U―18 4―3 札幌大谷高(12日、東広島運動公園陸上競技場)

 ジュビロ磐田U―18が札幌大谷高に4―3で逆転勝ちし、3季ぶりのプレミア復帰に王手をかけた。

 1―1で折り返した後半の7分、13分と失点。だが誰も諦めていなかった。2点差をつけられ「思い切って仕掛けるようになった」と西野泰正監督。途中出場したボランチの奥田悠真(2年)が積極的に攻め上がってギアを上げた。MF石塚蓮歩(3年)との連係から奥田が「絶対に点を取る」と24分、34分と連続でゴールを挙げて追いついた。

 迎えた後半アディショナルタイム5分、奥田のパスを受けた石塚が左足を振り抜き、勝ち越しゴールだ。プリンスリーグ東海で19ゴールを挙げて得点王に輝いた背番号10は、この日2得点の活躍に「DF陣が体を張って守ってくれたおかげ」と仲間に感謝した。

 J1昇格を目指したトップチームは7日のプレーオフ初戦で徳島と引き分け、終戦となった。トップ昇格が決まっている石塚は「自分は何もできず、テレビで見ているだけで終わってしまい、悔しかった。ユースは、みんなで笑って終わりたい」と気を引き締め直した。14日のブロック決勝では大宮U18と対戦。力を合わせて全員で勝つ。