◆香港スプリント・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝1200メートル)追い切り=12月11日、シャティン競馬場…

◆香港スプリント・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝1200メートル)追い切り=12月11日、シャティン競馬場

 高松宮記念の覇者で3度目の香港遠征になるサトノレーヴ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)は、木曜日の日本勢の中で先陣を切って芝入り。新コンビのライアン・ムーア騎手を背に4ハロン51秒4―2ハロン23秒4。人馬のリズムを確かめるように躍動感のある走りでスタンド前を駆け抜けた。鞍上は「全てにおいてスムーズでいい感じでした。精神も安定して落ち着いています」と初コンタクトに好感触をつかんだ様子だった。

 追い切り後に行われた枠順抽選会では内めの4番をゲット。堀調教師は「ジョッキーと相談してベストパフォーマンスを出せるように努めたいと思います」とコメントした。

 スプリンターズSを大外枠から勝利したウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)は、付きっきりで調整する三浦騎手が枠順抽選会に参加。引き当てたのは外めの11番だった。主戦は「前回も大外でしたし、ゲートが決まればこのメンバーに入ってもテンのスピードは引けを取らないと思う。できるだけ外枠がいいと思っていたので願ってもいない枠だと思います」と喜んだ。