◆香港ヴァーズ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2400メートル)追い切り=12月11日、シャティン競馬場 …

◆香港ヴァーズ・G1(12月14日、香港シャティン競馬場・芝2400メートル)追い切り=12月11日、シャティン競馬場

 復活を狙うアーバンシック(牡4歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が秋2戦目で確実に上向いている。

 美浦で追い切り時に状態の良さを感じていた三浦皇成騎手(レースはルメール)がまたがり、香港マイル出走のエンブロイダリーがスタートした直後に芝コースで追い切りを開始。直線では鞍上のアクションに反応して力強く脚を伸ばした。6ハロン78秒2―ラスト2ハロンは22秒3だった。武井調教師は「先週まで美浦でしっかりやってきているので、今日は息を整えて、仕上がりと反応を見る程度。今年の中で状態としては一番いい」と手応えをつかむ。

 調教後に行われたイベントでは3番ゲートに決定。指揮官は「4~6番を当てようと思っていたので少しずれたけど(笑)、まあ良かったかな」と笑顔を見せた。