ドジャースがタッカーに短期高額契約を提示すると米報道があった(C)Getty Images カブスからFAとなっているカ…

ドジャースがタッカーに短期高額契約を提示すると米報道があった(C)Getty Images

 カブスからFAとなっているカイル・タッカーについて、ドジャースが短期契約を提示する意向であると報じられた。

 タッカーはこのオフのFA市場において野手では最大の目玉であり、外野手の補強を必要としているドジャースにとって獲得したい選手の一人だ。

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 リリーフ陣の補強においては、エドウィン・ディアスと3年総額6900万ドル(約106億9500万円)で契約合意に達したと報道があり、世界一3連覇へ向けて手綱を緩めない。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「タッカー以上の適任者はいないだろう。しかし報道によれば、球団側はタッカーが求めるような長期契約の提示には消極的だとされている」と伝えている。

 同メディアは、米メディア『The Athletic』の報道に触れながら、「ドジャースがタッカーに対し6年や7年といった長期契約を提示する可能性は低い」とした上で「3~4年の短期高額契約を検討する」という。

 タッカーの特長については「彼は外野の全3ポジションを守ることができるが、レフトまたはライトでより優れた能力を発揮する」と紹介し、「アンディ・パヘスとカイル・タッカーの二人がいることで、テオスカー・ヘルナンデスの守備の弱点をカバーできるようになる」と、メリットを挙げた。

 ヤンキース、ブルージェイズなど複数の球団が獲得に関心を示しているといわれている中、記事では「タッカー自身が求める長期契約を見つけられなかった場合、ドジャースは即座に獲得最有力候補となるだろう」と、今後の見通しを示した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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