広島・玉村昇悟投手(24)が10日、ウエートトレーニングを重視して球速アップにつなげるプランを明かした。マツダスタジア…

 広島・玉村昇悟投手(24)が10日、ウエートトレーニングを重視して球速アップにつなげるプランを明かした。マツダスタジアムを訪れた左腕は「筋力系(のトレーニング)は例年より多め」と過去のオフ期間よりもフィジカル強化に力を注ぐ方針を示した。

 鍛えるのは上半身と下半身。「トータルで考えて“エンジン”が大きい方がいい。ウエート単体で考えてもいい時期と思って、今は筋肥大をメインに」と筋肉を大きくすることに焦点を当てる。それに伴う球速アップも目指し、今季143キロだった平均球速も2キロアップの145キロをノルマに設定した。

 今季は17試合に登板して6勝8敗、防御率3・87。自己最多の勝ち星を挙げるも、満足はしていない。「もっと球を速くしたり、そのために今はやっています」と玉村。タフな肉体を作り上げ、新たなシーズンに挑む。