◆ACL2▽グループリーグ第6節 G大阪―ラーチャブリー(11日・パナソニックスタジアム吹田) J1のG大阪が10日、大…

◆ACL2▽グループリーグ第6節 G大阪―ラーチャブリー(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 J1のG大阪が10日、大阪・吹田市内で練習を行った。すでに、今季限りでの退団が発表されているダニエル・ポヤトス監督は会見に登壇し「この試合がG大阪でのラストの試合になる。難しい相手になりますが、自分たちはしっかりと勝って6戦6勝という形でグループリーグを締めたい」と意気込んだ。

 スペイン出身の指揮官は、23年からG大阪を率いた。初年度はJ1で16位と残留争いも味わったが、昨季は同4位に導き、1次リーグが開催中のアジア・チャンピオンズリーグ2の出場権も獲得。天皇杯でも準優勝と好成績を残した。今季はクラブ通算10冠目の期待が懸かったものの、タイトルには届かず。今季での退任が決まった。

 この日、シーズン最後の練習を終えた。就任当初からの歩みを振り返り、「ガンバに就任した当時は本当にクラブが難しい時期にあって。でも3年間戦ってきて、安定させることができた。自分自身、満足度を持ってチームを去ることができる」とコメント。最後の試合に向けては「就任した一番初めの頃からずっとファミリー感と伝えてきた。そのファミリー感はこのチームにはありますし、いい関係性をみんなでつくれてきた。俺たちはファミリーだぞ、という団結した力を見せたい。その力を見せることで幸せにできるところも見せていきたい」と、この3年の集大成を見せる覚悟を示した。