中日のドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21=智弁和歌山)が、大学時代と同じ背番号「11」をプロでも着ける。10日、名古…

中日のドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21=智弁和歌山)が、大学時代と同じ背番号「11」をプロでも着ける。10日、名古屋市内で新入団会見が行われた。

中西は「大学から着けていた。好きな番号。投手としては憧れる番号、恥じないようなプレーをしたい」と話した。今季は智弁和歌山の先輩、岡田俊哉氏(34)が着けていた。「岡田さんもかなり印象に残る熱いプレーヤーだったので、自分もいろんな人達の印象に残るように」と話した。

11を選んだ井上一樹監督(54)は「11番と言えばドラゴンズでは過去にもいい選手が着けているので、即決でした」と明かした。中日からの新人王は野手では17年に京田(現DeNA)がいるが、投手では98年川上憲伸以来出ていない。川上も「11」を背負っていた。中西は「(川上投手は)すごい投手だった。熱い投手だと思っているので、自分も熱い気持ちで、勝ちに執着して投げたい」と、歴代の背番号11に並ぶ活躍を誓った。