有望株ウォードの起用法はどうなるのか(C)Getty Images ドジャースは有望株といわれてきた外野手のライアン・ウ…

有望株ウォードの起用法はどうなるのか(C)Getty Images
ドジャースは有望株といわれてきた外野手のライアン・ウォードをマイナーからメジャー40人枠に加えた。
長年マイナーリーグでプレーしてきた27歳について、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「ファンは、(マイケル)コンフォートのふがいない姿を見続けるよりも、ドジャースがウォードにチャンスを与えるのを見たかったことだろう」と、今季はマイナーで打率.290、36本塁打、122打点の好成績を挙げながら、メジャー昇格は実現しなかった。
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同メディアは「彼は3年連続でスプリングトレーニングに招待選手として参加していたが、シーズン中に40人枠に追加されることは一度もなかった。2023年から25年の3Aで90本塁打、318打点を記録したが、ドジャースは彼を無視し続けた」と伝えている。
記事では「40人枠に入ったからといって、彼は何も保証されるわけではないが、マイナーリーグFAとして退団するのを防いだため、ドジャースは実際に彼に機会を与えたいと考えていることになる」と指摘している。
ただ、ドジャースは今オフのFA市場で、カイル・タッカー、トレードでスティーブン・クワンを狙っていると噂されている。それを考えると「いつ、どこでウォードにチャンスを与えることができるのだろうか?」と疑問を呈した。
この流れは、ダルトン・ラッシングに対して抱えてきた問題とまったく同じだとし、捕手としてはウィル・スミス、一塁ではフレディ・フリーマンがいることで、ラッシングは出場機会に恵まれていない。
外野に移った場合でも「(FAなどの補強で)外野陣を強化した場合、ウォードが直面するであろう同じ問題に再び直面することになる」とし、有望株として期待される選手はポジションをつかむことができないでいる。
同メディアは「野球界でも屈指のファームシステムにいるトッププロスペクトたちに何らかの方法で機会を与えると約束することはできない。それは、単純に出場機会を見つけてあげられない選手たちに対して不利益な行為だ」と主張していた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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