オリックス若月健矢捕手(30)が8日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、5000万円増の年俸1・8億円でサインし…
オリックス若月健矢捕手(30)が8日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、5000万円増の年俸1・8億円でサインした。
「本当にできすぎたなとは思うんですけど、この成績にできすぎてしまったと思ってしまったら、そこまでの成長。さらなる高みを目指していきたいという気持ちに改めてなりました」
今季は121試合に出場し、自身初の100安打。打率2割7分2厘、6本塁打で自己最多の31打点もマークした。開幕戦を含む3試合でサヨナラ打を放つなど、勝負強さを発揮。捕手としても森が相次いで故障離脱した中、99試合でスタメンマスクをかぶり、攻守の要になった。ゴールデン・グラブ賞とベストナインをダブル受賞し、11月の侍ジャパン強化試合にも選出。3月のWBCについても「選ばれるものだと思って準備したい」と表情を引き締めた。
交渉の席では、球団へ「湿気対策」を要望した。「(本拠地の京セラドーム大阪は)ドーム球場ですし、(2軍施設がある)舞洲は海が近いので、湿気対策を。バットがすごく重くなったりだとか、環境的に仕方がないことではあるんですけど、具体的には乾燥室であったり乾燥機みたいな、あったらいいですねという話をしました」。複数選手から改善を求める声があったと言い、選手会長自ら要望した。(金額は推定)