オリックスは8日、宇田川優希投手と本田仁海投手の両投手と育成契約を結んだことを発表した。背番号は宇田川が「121」、本…
オリックスは8日、宇田川優希投手と本田仁海投手の両投手と育成契約を結んだことを発表した。背番号は宇田川が「121」、本田が「123」に。この日、大阪市内の球団施設での契約更改交渉では宇田川が900万減の2800万円、本田が600万減の2000万円でサインした。(金額は推定)
宇田川は3月に右肘のトミー・ジョン手術を受けて今季登板なし。ここまでのリハビリの経過は順調で「あまり最近、僕が1軍で投げてる姿を見せられてないので来年は復帰してたくさん見てもらえるように」と来シーズンを見据えた。
2020年育成ドラフト3位で入団した宇田川。22年7月に支配下登録されると、19試合で2勝1敗3ホールド、防御率0・81でチームの連覇に貢献。翌23年も46試合で4勝20ホールド2セーブ、防御率1・77で3連覇のチームを支えた。同23年にはWBC日本代表メンバーとして世界一も経験している。
本田は9月に右肘クリーニング手術と右肘尺骨神経剥離術を受けたことを発表。22年に登板42試合で14ホールドとリーグ優勝に貢献した。プロ通算96試合に登板で今季1軍登板なし。「去年、一昨年よりさらに良い状態で投げられるようになれたら」と復帰へ意欲を見せた。