東京Vの江尻篤彦強化部長が8日、クラブハウス内で今季の総括会見を行い、来季も城福浩監督に指揮を託す方針を示した。 来季…
東京Vの江尻篤彦強化部長が8日、クラブハウス内で今季の総括会見を行い、来季も城福浩監督に指揮を託す方針を示した。
来季の体制について、江尻強化部長は「基本的には(城福監督に)やっていただけると思っている。私としたら長期的な視野を持って仕事はしているつもりでいます。基本的にはそのつもりでいます」と明かした。
城福監督は、22年6月に東京Vの監督に就任。23年に16年ぶりのJ1へ導き、J1復帰初年度の昨季は6位と大躍進。今季は長期離脱者や夏場に主力が複数移籍するなど残留争いを強いられたが、3試合を残して残留を決めていた。江尻強化部長の前に会見を行った城福浩監督は、来季も監督を続けるかどうか聞かれ「ノーコメントですね。必要としてもらえるところでやるというのが、選手もスタッフも、みんなそれを望んでいますし、自分もこのクラブへの思い入れがあるので、そういう確認が、お互いにし合えるような幸せな瞬間があるのであれば、もちろんそういうことにもなると思うし、需要と供給の世界でもありますし」と話していたが、クラブが必要としている事実もあり、続投が正式に決まれば、城福体制は5シーズン目に突入する。
江尻強化部長は「ただ契約後なのである程度すっきりして引き受けてもらえる方がいいと思いますので、そういう細部をしっかり僕らはリスペクトして、城福さんと話し合って、すっきりした中で来季は1年半という難しい、変則的なシーズンなので、引き受けていただければと思っています」と説明した。