◆プレミアリーグ第15節 リーズ3-3リバプール(12月6日、英国・リーズ、エランド・ロード) 英国では6日、プレミアリ…
◆プレミアリーグ第15節 リーズ3-3リバプール(12月6日、英国・リーズ、エランド・ロード)
英国では6日、プレミアリーグ第15節が7試合行われ、日本代表MF田中碧(27)が所属するリーズはホームで日本代表主将遠藤航(32)所属のリバプールと対戦。前節のチェルシー戦で見事なミドルで2点目を奪い、3-1勝利に貢献した田中だったが、この試合はベンチスタート。遠藤もベンチからキックオフのホイッスルを聞いた。
0-0で折り返した後半開始早々、3分、5分とリバプールのエキティケが立て続けに2点を奪取。どうしてもゴールが欲しいリーズは後半20分に田中を投入。すると後半28分、リーズがPKで1点を返し、その2分後の同30分にシュタッハのゴールで2-2の同点に追いついた。
しかしリバプールは後半35分、カウンターからソボスライが3点目を奪取。スコアを3-2とする勝ち越し弾を決めた。
遠藤はこのゴールの直後の後半38分に守備固めで登場。田中と対峙してついに日本代表のボランチ対決が実現した。
リーズのPKの際にVAR判定で時間がかかり、後半のアディショナルタイムは9分の表示。3点目の同点弾を願うリーズ・サポーターが雄叫びを上げた。
そして田中がまたもヒーローとなった。試合も大詰めとなったアディショナルタイムの6分目、左サイドから放たれたコーナーキックを逆サイドで待ち構えていたのが27歳日本代表MF。ワンバウンドした浮き玉に上からかぶせるように左足を合わせて、貴重な勝ち点『1』を昨季王者からもぎ取る同点弾を決めた。
田中はをゴールを決めるとそのままゴール裏を駆け抜けてリーズ・サポーターで満杯のスタンド前で仁王立ち。その田中に歓喜のサポーターが”エイ・オー”と聞こえる碧コールを大声で浴びせ続けた。
これで田中は前節のチェルシー戦でプレミアリーグ初ゴールに続き、2試合連続で勝ち点につながる貴重な得点を決めた。