【ワシントンDC(米国)6日=岩原正幸】FIFA(国際サッカー連盟)は、北中米W杯の試合会場とキックオフ時間を発表した…
【ワシントンDC(米国)6日=岩原正幸】FIFA(国際サッカー連盟)は、北中米W杯の試合会場とキックオフ時間を発表した。
F組の日本の試合日程が決定した。
▽第1戦オランダ戦(米国東部時間6月14日午後4時=日本時間15日午前5時KO)=ダラス=
▽第2戦チュニジア戦(同6月21日午前0時=日本時間21日午後1時KO)=モンテレイ=
▽第3戦欧州プレーオフB(同25日午後7時=日本時間26日午前8時KO)=ダラス=
日程発表後に当地で取材に応じた日本代表・森保一監督は「(会場間の)移動距離が長くなるので、それぞれ会場の条件が時差、気候、標高等、違ってくる。チームの調整力が問われる大会になると思う。様々な想定をもとに調査して、もう既に準備をしてきているので、相手チームを上回る準備ができると思う。試合で戦うときは対戦相手との条件は変わらない。どんな条件でも我々が持つ力を100%出して、選手が思いきりできる環境づくりをしていきたい」と話した。
キックオフ時間も各試合で異なり調整が必要となる中、「(試合時間を)想定して、生活のリズムを変えていくことが必要。どこまで(方法を)変えるかというのも、なかなか難しいと思うので。やることが選手にとってストレスにならないように、考えて準備ができれば。(日本代表には)経験値がある選手たちが多いので、いろいろコミュニケーションを取りながら一番ベストな方法でいければ」と捉えた。「いろいろとその(地域の)環境の中で、一番力を発揮できるように、準備したい」と強調した。
また抽選会翌日には、FIFAのインファンティーノ会長から「(日本は)良いチームだな」と声を掛けられたことも明かした。森保監督は「カタールW杯や、今年の親善試合であったり、これまで勝てなかった相手にも我々は勝ってきている。結果として出ているので、対戦国、どの国も日本に対して甘く見たり、油断や隙を与えてくれることにはならない。そこは我々も自分たちがしっかり積み上げてきたことを、自信を持ってやれるようにと。目の前の試合の勝利のためと、我々が常に成長を目指して戦うことをチームとしてやって、対戦国を上回れるようにしたい」と述べた。「W杯での経験値やこれまでの結果は、まだまだ世界のトップに追いついていかなければいけないところはあるが」と前置きしながら「(世界と)同じ目線で戦っていくというところ。自信を持って、勇気を持って(力を)出していけるように準備していきたい」と誓った。
現地に残ってのキャンプ地候補視察については「米国でキャンプ候補地を見に行く。試合会場がある土地(ダラス)は見に行きたい。モンテレイには行かない」と説明した。