阪神の高寺望夢内野手(23)が6日、甲子園で開催された中学生硬式野球「タイガースカップ」の表彰式にプレゼンターとして出…

 阪神の高寺望夢内野手(23)が6日、甲子園で開催された中学生硬式野球「タイガースカップ」の表彰式にプレゼンターとして出席。初めて参加するハワイ優勝旅行に、野球道具を持参することを明かした。

 「バット、グラブ、ボール。トレーニングできると聞いているので。選手もいるし、何とかなるかなと思って。やれることはやっておきたい」

 今季ブレークの兆しを見せた男は、常夏の島でも野球が頭から離れることはない。「振っていいのか分からない」と素振り場所は未定ながら、「振れたら砂の上で振りたい」ときっぱり。観光客に交じって、ワイキキビーチでバットを振る姿が見られるかもしれない。

 今季は自己最多の67試合に出場し、プロ初本塁打を放つなど、打率・231、2本塁打、7打点。さらなる飛躍を期すため、今オフは体作りにテーマを設定。ウエートトレ中心に、現在の約80キロから5キロ増を目指している。

 「2月しっかりアピールできるように、1年間通して1軍でプレーできるようにやっていきます」。来年は年男。退寮も決まり、勝負の6年目に備える。