2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…

2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴パラグアイ

△オーストラリア

【D組展望】開催国の米国は日程面などホームアドバンテージがある上、対戦相手にも恵まれた。FIFAランキング25位で若手の台頭が目立つトルコが欧州プレーオフを勝ち上がると、状況は変わるかもしれないが、開催国として1位での突破を狙うことになる。

◆アメリカ(2大会連続12度目)

世界ランク:14位

予選成績:開催国、予選免除

前回大会:16強

最高成績:3位(30年)

技巧派のFWプリシッチが中心。チームは欧州のクラブで活躍する選手が多い。経験豊富なポチェッティーノ監督が率い、9月の国際親善試合で日本に2-0、11月にはウルグアイを5-1で下して勢いに乗る。

◆パラグアイ(4大会ぶり9度目)

世界ランク:39位

予選成績:南米 6位 7勝7分け4敗 14得点10失点

前回大会:不出場

最高成績:8強(10年)

24年7月のアルファロ監督就任後9戦無敗と巻き返し、本戦出場を決めた。通算18試合10失点と堅守が持ち味。日本代表MF三笘とブライトンで同僚のMFディエゴ・ゴメスは10月の日本戦でゴールを決めた。

◆オーストラリア(6大会連続7度目)

世界ランク:26位

予選成績:アジアC組 2位 5勝4分け1敗 16得点7失点

前回大会:16強

最高成績:06、22年

ポポビッチ監督は日本代表の森保監督と現役時代ともに広島でプレーした。直近の国際親善試合は3連敗中。5バックにして守備を固め、ブンデスリーガでプレーするMFアーバインが中盤で奮闘も失点が続く。

◆欧州プレーオフC組

3月26日

<1>トルコ(E組2位、世界ランク25位)-ルーマニア(H組3位、世界ランク47位)

<2>スロバキア(A組2位、世界ランク45位)-コソボ(B組2位、世界ランク80位)

3月31日

<1>と<2>の勝者

展望 ランキング最上位のトルコの勝ち抜けが最有力。日本代表MF堂安の同僚のウズン(Eフランクフルト)をはじめ、ギュレル(Rマドリード)、ユルディズ(ユベントス)と05年生まれのFW3人が台頭。