2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…

2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴チュニジア

△欧州PO

【F組展望】世界的には選手層の厚さなどからオランダ1強と目されるが、F組は酷暑の戦いも予想され、その対策をしっかりして臨む日本がピッチ外を含めた総力で上回る。堅守のチュニジアも侮れず、欧州プレーオフを勝ち上がったチームとグループ3位を争う。

◆オランダ(2大会連続12度目)

世界ランク:7位

予選成績:欧州G組 1位 6勝2分け0敗 27得点4失点

前回大会;8強

最高成績:準優勝(74、78、10年)

数多くのタレントを擁するが、最後の仕上げはFWデパイ。ブラジルの名門コリンチャンスに移籍して2季目の31歳は、欧州予選で国際Aマッチ通算得点を55点に伸ばし、オランダの歴代最多得点記録を更新中。

◆日本(8大会連続8度目)

世界ランク:18位

予選成績:アジアC組 

1位 7勝2分け1敗 30得点3失点

前回大会:16強

最高成績:16強(02、10、18、22年)

「世界一」を掲げて2大会連続で森保監督が指揮。「2~3チーム分の選手層が必要」と競争を促し、前回大会経験者のMF久保らに加え、GK鈴木彩ら新戦力も台頭。成熟度は出場チーム随一でチャンスある。

◆チュニジア(3大会連続7度目)

世界ランク:40位

予選成績:アフリカH組 1位 9勝1分け0敗 22得点0失点

前回大会:1次L

最高成績:1次L(78、98、02、06、18、22年)

7度目の出場で初の1次リーグ突破なるか。アフリカ予選を10試合無失点で通過し、11月の国際親善試合ではブラジルと1-1ドロー。3戦1失点の前回大会に続き、190センチのDFタルビが守備陣を統率する。

◆欧州プレーオフB組

3月26日

<1>ウクライナ(D組2位、世界ランク28位)-スウェーデン(B組4位、世界ランク43位)

<2>ポーランド(G組2位、世界ランク31位)-アルバニア(K組2位、世界ランク63位)

3月31日

<1>と<2>の勝者

展望 激戦が予想される。スウェーデンは予選で苦戦したが、イサク(リバプール)、ギェケレシュ(アーセナル)と世界トップクラスのFW2人が本来の実力を発揮すれば、本大会出場のチャンスはありそう。