2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組…
2026年ワールドカップ(W杯)の抽選会が行われ、組み合わせが決まった。日刊スポーツではサッカー担当の石川秀和記者が各組の本命◎、対抗〇、穴セネガル
△大陸間PO
【I組展望】
比較的強豪チームが集まったが、前回準優勝のフランスが本命であることに変わりはなく、ノルウェーが対抗。フランスのエムバペとノルウェーのハーランドのエース対決は注目を集める。多くのタレントをそろえるセネガルも上位進出を狙える力がある。
◆フランス(8大会連続17度目)
世界ランク:3位
予選成績:欧州D組1位 5勝1分け0敗 16得点4失点
前回大会:準優勝
最高成績:優勝(98、18年)
FWエムバペは史上初の2大会連続得点王なるか。準優勝だった前回大会は8ゴール。18年大会は得点王を逃したもののチームは5大会ぶりの優勝を果たした。今大会は個人とチームの2つのタイトル獲得へ。
◆セネガル(3大会連続4度目)
世界ランク:19位
予選成績:アフリカB組1位 7勝3分け0敗 22得点3失点
前回大会:16強
最高成績:8強(02年)
前線に世界トップレベルの選手をそろえ、前回大会の16強を上回る成績を残せそうな雰囲気。MFイスマイラ・サールはクリスタルパレスで日本代表MF鎌田とともにプレー。スピード抜群でゴールに関与する。
◆大陸間プレーオフ2
3月26日<1>ボリビア(南米7位、世界ランク76位)-スリナム(北中米カリブ海A組2位、世界ランク123位)
3月31日イラク(アジアB組3位、世界ランク58位)-<1>の勝者
展望 イラクは86年大会以来のW杯出場にあと1勝。順当なら南米7位ボリビアと決勝でぶつかる。前回大会でオーストラリアを16強に導いたアーノルド監督は「しっかりと準備したい」と気を引き締めていた。
◆ノルウェー(7大会ぶり4度目)
世界ランク:29位
予選成績:欧州I組1位 8勝0分け0敗 37得点5失点
前回大会:不出場
最高成績:16強(98年)
エースのFWハーランドら「黄金世代」が輝きを放つ。欧州予選ではW杯4度優勝の実績があるイタリアを撃破し、8戦全勝で28年ぶりにW杯出場。8試合で37得点と圧倒的な攻撃力。今大会のダークホース。