◆第59回ステイヤーズS・G2(12月6日、中山競馬場・芝3600メートル、良) 平地最長、師走の名物重賞は14頭で争わ…
◆第59回ステイヤーズS・G2(12月6日、中山競馬場・芝3600メートル、良)
平地最長、師走の名物重賞は14頭で争われ、2番人気のホーエリート(牝4歳、美浦・田島俊明厩舎、父ルーラーシップ)が、直線で差し切って重賞初制覇を飾った。道中は3、4番手で、直線は先に抜け出していたブレイヴロッカー(4着)をゴール前でとらえた。勝ちタイムは3分47秒2。
これまで重賞は24年フラワーC、25年中山牝馬S、目黒記念と2着3回。前走のアルゼンチン共和国杯6着から巻き返しての初タイトルとなった。牝馬の勝利は1986年シーナンレディー以来、2頭目。
戸崎圭太騎手は、先週のジャパンCでダノンデサイルに騎乗し3着入線後に落馬負傷も、今週も休まず騎乗し結果を出した。
2着は5番人気のマイネルカンパーナ(津村明秀騎手)、3着は1番人気のクロミナンス(クリストフ・ルメール騎手)が入った。
戸崎圭太騎手(ホーエリート=1着)「最近はスタートを出るようになっていたので、ポジションは作れると思っていて、いい位置で競馬ができました。リズムよく、折り合いもついて、いい状態で走ってくれました。進路どこが開くかと思うくらい余裕も手応えもあって、追ってからも反応して伸びてくれました。重賞で2着と惜しい競馬が続いていたので、ここで勝ててよかった。牝馬で勝って素晴らしい馬だなと感じています」