12月6日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=10頭立て)は、2番人気のエルハーベン(牡、栗東・藤岡健一厩舎、父…
12月6日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=10頭立て)は、2番人気のエルハーベン(牡、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス)が逃げ切った。2017年の阪神JF2着、2018年の桜花賞3着、同年のオークス2着のリリーノーブルを半姉に持つ素質馬がデビューVを飾った。勝ち時計は2分4秒4(良)。
スタートを決め、1コーナー手前から先頭へ。2番手に早めにこられる苦しい展開となったが、リズムを崩さずに直線に向いた。残り200メートルでアラムシャピラス(3着)をしぶとく脚を使って競り落とし、ゴール前で差し脚を伸ばしたドンテスタマスター(2着)を3/4馬身差で封じた。
高杉吏麒騎手は「調教から感触が良くて、レースに行って勝ち切ることができて良かったです」とホッとした表情を浮かべ、「次のレースに向けては課題がたくさんあると思います」と冷静に分析した。