80試合の出場で打率.267、8本塁打40打点 ソフトバンク・栗原陵矢内野手が6日、みずほPayPayドーム内の球団事務…

80試合の出場で打率.267、8本塁打40打点

 ソフトバンク・栗原陵矢内野手が6日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季の契約にサインした。今季の推定年俸は1億5000万円だった。「ダウンです。何もできていないですし、試合数ももちろん。そうだろうなと思っていました。プロ野球選手として試合に出たいという気持ちは強いです。もっとやらないとなと思います」と話した。(金額は推定)

 栗原は11年目の今季、度重なる怪我に苦しみ80試合の出場で打率.267、8本塁打40打点だった。それでも終盤の9・10月には24試合に出場し、打率.359、33安打、3本塁打、20打点の成績で月間MVPを獲得。リーグ制覇、日本一に大きく貢献した。「怪我が多い中で、9月、10月の優勝争いに貢献してくれたという言葉はかけてもらいました」と振り返った。

 11月11日には、右第5腰椎仙椎椎間板ヘルニアに伴う、経椎弓間的全内視鏡下椎間板摘出術を受けた。競技復帰まで2~3か月の見込みとなっており、シーズン開幕には間に合う見込みとなっている。「若い選手がどんどん出てくると思いますけど、まずは試合に出る。(数字的な目標は)ないっすね。圧倒的な数字を残します」と意気込みを語った。

 また、ファン感謝祭では来季から選手会長を務めることが発表された。今季までは周東佑京内野手が2年間選手会長を務め、リーグ連覇と今季の日本一を達成。先輩からバトンを引き継ぎ、日本シリーズ連覇を目指す。「個人的には良い数字を残したいですし、選手会長として、このリーグ2連覇の流れをつないでいけるようにと思います」と前を向いていた。(Full-Count編集部)