阪神の中野拓夢内野手(29)が5日、新人からの守備の質問を歓迎する姿勢を示した。二塁手部門で2度ゴールデングラブ賞を獲…
阪神の中野拓夢内野手(29)が5日、新人からの守備の質問を歓迎する姿勢を示した。二塁手部門で2度ゴールデングラブ賞を獲得している名手は、自身の経験を惜しみなく還元していく。
来季はドラフト1位の立石(創価大)、同2位の谷端(日大)と二塁を守る選手が入団してくる。いずれも中野に守備の疑問をぶつけたい考えを明かしており「キャンプで機会があるなら、アドバイスだったり、そういう姿勢を見せていければ」と指導には前向きだ。
チーム力の底上げが重要だと認識している。「全員が今に満足しているわけではない。もっといいレベルで競争できれば連覇も見えてくる」。さらにはやりやすい環境にするため、積極的にコミュニケーションも図っていく。「チームとしても後輩に受け継いでいくことは大事になる」。黄金時代を築くために尽力していく。
サンテレビの「熱血!タイガース党」にも生出演。打率・282だった今季を振り返り、「もっといけたなと思う。途中、調子落としたので悔しい」と初の打率3割超えを目標に掲げた。