【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】FIFAW杯2026北中米大会の組み合わせ抽選会が米国東部時間5日正午(日本時…
【ワシントンDC(米国)5日=岩原正幸】FIFAW杯2026北中米大会の組み合わせ抽選会が米国東部時間5日正午(日本時間6日午前2時)にワシントンDC、ジョン・F・ケネディ・センターで行われた。
日本(FIFAランク18位)と同組のポット1で対戦することになったオランダ(同7位)とは、W杯では2010年南アフリカ大会の1次Lで対戦し、0―1で敗戦。過去の通算成績は1分け2敗で、直近の対戦は13年11月の国際親善試合。その時は2点を先行されながら、大迫と本田の得点で追い付いての2―2の引き分けだった。
過去の対戦成績は以下の通り。
▼09年9月5日 0●3(エンスヘーデ) 前半は日本が優勢も0―0。後半24分にFWファンペルシーの先制点を許すと、その後に2失点。後半開始から出場の本田はシュートゼロ。敵将ファンマルバイク監督は「(日本のシュートは)枠を外していたので全く脅威に感じなかった」。
▼10年6月19日 0●1(ダーバン) 0―0の後半8分に、MFスナイデルの無回転シュートがGK川島の手をはじいて失点。ボール支配率も61%と圧倒され、中村俊、岡崎、玉田の投入も実らず。本田は「これくらいの相手になると、通用しないことが分かった」とコメント。
▼13年11月16日 2△2(ゲンク) 前半13分にファンデルファールトに先制点を決められると、同39分にはロッベンに追加点を許す。それでも、前半44分にMF長谷部のパスを受けたFW大迫がダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左隅へ決めると、後半15分にMF本田が値千金の同点ゴール。その後も好機を作るなど勝利にあと一歩まで迫る内容。ザッケローニ監督は「自分たちの狙っていたプレーが高いスピードで出せた。後半は主導権を握って中盤を制圧した。オランダ相手に、ここまでの試合をするのは簡単なことではない」とたたえたが、本田は「内容はよかったと思う。ただ、後半はチャンスはぼくらの方が多かった。チャンスをものにできなかったのはぼくらの問題」と、ゴールを喜ぶことなく、勝てなかったことを悔やんだ。