◇フィギュアスケート ジュニアグランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ) 女子フリーが行われ、シ…
◇フィギュアスケート ジュニアグランプリ(GP)ファイナル 第2日(5日、名古屋・IGアリーナ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の島田麻央(木下グループ)がシーズンベストの144・68点をマークし、合計も今季自己最高の218・13点で史上初の4連覇を達成した。これまでのジュニアGPファイナルはいずれも海外で行われてきた。日本で初の頂点に立ち「自国開催という舞台は自分にとっても特別。そこで優勝できたことがさらにうれしい」と満面の笑みを見せた。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。2本目の4回転トウループは転倒したが、後半の3連続ジャンプを成功させるなど、圧巻の演技で2位に約20点をつけた。合計得点は坂本花織(シスメックス)、中井亜美(TOKIOインカラミ)に次ぐ、今季世界3位相当の高得点。「世界1、2位が日本人選手でいるので、そこの点数に近づけるように頑張りたい」と更なる高みを目指す。
2週後には全日本選手権(東京)に出場。SPでのトリプルアクセル挑戦を予定し、初優勝を虎視たんたんと狙う。「向かっていく立場。挑戦して自分らしさを出せれば」とミラクルを起こす準備は万端だ。