J2徳島ヴォルティスは7日にJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝(鳴門大塚)でジュビロ磐田とぶつかる。5日にはPOに向けたオ…

J2徳島ヴォルティスは7日にJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝(鳴門大塚)でジュビロ磐田とぶつかる。

5日にはPOに向けたオンライン会見が行われ、徳島から増田功作監督(49)とFW渡大生(32)が出席した。

増田監督は「自分たちのコンセプトをジュビロさん相手でも出すことが重要。ジュビロさんは、技術が高い中でハードワークができている。(ボールを)奪ってからのクオリティーのところで自分たちもしっかりやり合えないと、本当に持ってかれるという印象が強い。トランジションの部分が非常に重要かなと思っている」と磐田を警戒。リーグ3戦連発の勢いのままPOに臨む渡は「僕たちは1日の練習を100パーセントでやることがチームとしての当たり前のこと。レギュラーシーズンが終わったからといって、残り2試合に向けて特別なことをするのではなく、1日1日当たり前のこと今年に関してはずっとやってきたことを出したい」と、4位の成績を残した戦いをそのまま続けることを強調した。

リーグ4位の徳島は、5位磐田と引き分けてもPO決勝進出が決まる規定となっているが、引き分け狙いは考えていない。5シーズンぶりJ1の舞台まであと2勝。指揮官は「リーグ戦38試合やってきた中で自分たちが積み上げてきたこと、やってきたことを全て出し切ることが一番重要。いつも通り、勝利を目指して全力で戦っていきたい」と力を込めた。