ヤクルトは5日、青木宣親氏(43)が26年1月1日付でGMに就任すると発表した。前GMの小川淳司氏(68)は25年12月…
ヤクルトは5日、青木宣親氏(43)が26年1月1日付でGMに就任すると発表した。前GMの小川淳司氏(68)は25年12月31日をもって退任する。
この日、都内の球団事務所で取材に応じた青木氏は「また気を引き締めてやっていきたい。新たな気持ちで臨みたい」と力強く語った。編成トップとして「まずは競争です。まずはやっぱり若手にチャンスを与えたい。当然ベテランの選手も頑張ってほしい。結果を出せる人間を使いたい」と方針を明かした。
青木氏は今季、GM特別補佐として1年間を過ごした。新人合同自主トレの視察から始まり、アマチュア野球やトライアウトのチェック、指名あいさつまで幅広く奔走。「変えるところがたくさんあるなと思っている。正直、やりがいだらけですね。これは生まれ変われるチャンスと感じています」と中長期的なチーム再建を誓った。
チームは3年連続でBクラスに沈んでいる。今オフの補強について問われると「いろいろやってはいるんですけど……近々発表できることがあるかもしれない。交渉ごとは決まるまで言えないので、すみません」と詳細は控えたものの、自身が掲げるチーム内の「競争」強化に向け、既に動いていることを示唆した。