楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト1位の花園大・藤原聡大投手(22)が将来の目標として沢村賞を掲…

楽天の新入団選手発表会見が5日、仙台市内で行われ、ドラフト1位の花園大・藤原聡大投手(22)が将来の目標として沢村賞を掲げた。

花園大初のプロ野球選手となった最速156キロ右腕は、1年目から先発ローテの一角を担うことが期待されている。「真っすぐとスライダーに自信があるので、それを軸に東北の地にリーグ優勝、日本一を届けられるような、ワクワクさせられるような投手になれるように頑張ります。プロ野球選手での目標は沢村賞を取れるような投手になることです」。6年目ぐらいでの同賞獲得を見据える。

目標の選手は西武からポスティングでメジャー移籍を目指す今井達也投手(27)だ。「投手として全てがかっこいい。マウンド上でのオーラじゃないですけど、今井選手がマウンドにいたら今日は勝てるじゃないですけど、ファンの方も今日、今井投手だったら見に行きたいと思うような投手だと思う。自分もそういう姿に憧れています」と話した。

試合2日前に温泉に行くルーティンがあるが、登板前日の夜に今井の投球動画を見ることも大事にしているという。「今井投手の動画を見てからいいイメージをして、明日はこういう投球をすると頭の中で描いてから寝て試合に行ってました」と明かした。将来のエース候補は「絶対的に試合を支配できるような投手になりたい」と意気込んだ。

背番号は「13」に決まった。