浦和のマチェイ・スコルジャ監督が4日、今季最終戦の6日・川崎戦(埼スタ)で、今季限りでの退団が決定しているDFホイブラ…
浦和のマチェイ・スコルジャ監督が4日、今季最終戦の6日・川崎戦(埼スタ)で、今季限りでの退団が決定しているDFホイブラーテン、FWチアゴ・サンタナを起用する意向を示した。ここまでリーグ戦は8位で、勝てば7位川崎との順位が入れ替わる状況。この一戦を今季の集大成として捉えるか、一方で来季への第一歩と捉えるか、という点について「2つの側面のミックスになると思います。チアゴやマリウス(ホイブラーテン)などチームを去る選手にも出場機会を設けたい。もちろん最優先することは、(前節勝利した)岡山より多くのチャンスをつくり、勝利を見に来てくださる方々が満足して帰れる状況をつくることです」と話した。
3シーズンでリーグ戦104試合に出場し、守備の要を担ったホイブラーテン、そして2シーズンでリーグ戦54試合16ゴールを挙げたチアゴ・サンタナ。チームに貢献したふたりには、サポーターに別れを告げる機会をつくる一方「来シーズンのことを考えると、(大卒ルーキーDF)根本健太の来季重要な選手になるであろう選手には、経験を積んでもらいたい」と話した指揮官。また岡山戦で特別指定選手としてプロ初ゴールとなる決勝点を奪ったMF肥田野蓮治(桐蔭横浜大在学中、来季加入内定)は、最終戦には帯同しない。スコルジャ監督自身は、来季半年間の特別シーズンは続投が濃厚となっている。