◆プレミアリーグ第14節 ブライトン3-4アストンビラ(12月3日、英国・ブライトン・ファルマー・スタジアム) 英国では…

◆プレミアリーグ第14節 ブライトン3-4アストンビラ(12月3日、英国・ブライトン・ファルマー・スタジアム)

 英国ではプレミアリーグ第14節が3日、前日に引き続き6試合行われ、日本代表MF三笘薫(28)が所属するブライトンはホームでアストンビラと対戦。来季の欧州CL出場権を争う4位アストンビラと5位ブライトンの直接対決となったこの重要な一戦も三笘はベンチ入りせず、これでリーグ戦8試合連続欠場。アーセナルとのリーグ杯戦も含めると公式戦9試合連続の欠場となった。

 前半9分、コーナーキックからのスクランブルで生じた浮き玉をDFファン・ヘッケが右足で押し込み、ブライトンがあっさり先制。続く同29分には左サイドからヒンシェルウッドが放ったクロスをアストンビラDFトーレスがつま先に当ててオウンゴール。ブライトンがラッキーな追加点を奪い、あっという間に2点をリードした。

 この時点でブライトンはリーグ3位に浮上。欧州CL出場権争いに名乗りを上げた形になった。

 ところがリーグ戦3連勝中のアストンビラはエースFWのワトキンスが前半37分と同アディショナルタイム7分に立て続けに2点を奪い、2-2の同点に追いつく。

 さらに後半15分、アストンビラはエ・オナナがコーナーキックに頭を叩きつけて勝ち越しに成功。さらには同33分、マレンが4点目を奪ってリードを2点に広げた。

 しかし2連勝中のブライトンもこのままでは終わらない。後半38分、先制点を奪ったセンターバックのファン・ヘッケが最前線まで躍り出て、右足を振り抜き見事なゴール。これで1点差まで詰め寄り、さらに攻勢に出たが同点弾は生まれず。7ゴールが飛び出したスリリングな試合を4-3で落とした。