◇米国女子◇Qシリーズ(予選会) ファイナルステージ 事前情報◇マグノリアグローブGC(アラバマ州)◇クロッシングズコ…
◇米国女子◇Qシリーズ(予選会) ファイナルステージ 事前情報◇マグノリアグローブGC(アラバマ州)◇クロッシングズコース(6664yd/パー72)、フォールズコース(6643yd/パー71)
2026年の米国女子レギュラーツアーの出場権を懸けた予選会(Qシリーズ)のファイナルステージが4日(木)に始まる。5日間90ホールのストロークプレーで、上位25位タイまでの切符を争う。
4日目までの72ホールは、各選手がマグノリアグローブGCの2コース(クロッシングズ、フォールズ)を2ラウンドずつプレーして予選カットを行う。クロッシングズコースでの最終ラウンドで25位タイまでに入った選手が来季開幕時の限定的な出場資格「カテゴリー15」(※2025年シーズン実績に基づく)を得る。また、4ラウンドを完了した全ての選手に下部エプソンツアーの出場資格を付与する。
前年は7人の日本勢が出場し、世界ランキング上位75位の資格で最終から参戦した山下美夢有と岩井千怜がワンツーフィニッシュを決めた。5位タイで通過した岩井明愛を含めた3人が今季米ツアーで優勝を飾り、トップ選手の仲間入りを果たした。2年連続の挑戦で9位だった吉田優利、24位タイとボーダーライン上で滑り込んだ馬場咲希もポイントランキング80位までの最上位資格「カテゴリー1」を確保する活躍を見せた。
116人のフィールドは主に世界ランク上位75位(10月7日時点)、今季米ツアーの年間レース101~150位、エプソンツアー年間レース11~35位、欧州女子ツアー年間レースのトップ10、2次予選会通過者で構成される。
日本勢は4人がエントリーした。今季カテゴリー1でスタートしながら、翌シーズン一定の出場機会が見込める100位までの「カテゴリー11」に入れなかった渋野日向子(104位)と西村優菜(115位)は、米ツアー参戦の道を切り開いた時以来のファイナル挑戦となる。
ともに101~125位の「カテゴリー16」より上位の出場資格を目指しての戦い。8日間144ホールのフォーマットだった2022年の渋野は当落線上の20位タイ、23年の西村は2打及ばず“圏外”の24位ながらツアーカードを獲得して主戦場を移した。
フロリダ州で10月に行われた2次予選会を経て、櫻井心那と伊藤二花も出場。8月の国内ツアー「CAT Ladies」で2年ぶりの優勝を飾った櫻井は2次をトップ通過し、30位で終えた「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」からの連戦となる。今季エプソンツアーのポイントランク69位だった20歳の伊藤も初めてのファイナルに挑む。