「ルーキーシリーズ第22戦 スカパー!JLC杯競走」(3日、住之江) 2号艇の田中駿兵(23)=徳島・131期・A2=…
「ルーキーシリーズ第22戦 スカパー!JLC杯競走」(3日、住之江)
2号艇の田中駿兵(23)=徳島・131期・A2=が差しで人気のイン畑田汰一(埼玉)を撃破。22年11月のデビュー以来、通算6回目の優出でうれしい初優勝を成し遂げた。2着は畑田、3着に6号艇の青木蓮(埼玉)が入り3連単は1万8840円の波乱決着となった。
歓喜のカクテルライトを全身に浴びて、田中駿がデビュー初優勝を勝ち取った。優勝戦は強力なメンバーが出そろったが相棒の18号機のフルパワーで真っ向勝負。1Mを一気に差し抜けると、イン畑田の猛追を振り切り先頭でゴール。22年11月に鳴門でデビュー以来、約3年でついに表彰台の頂点にまで上り詰めた。
「めっちゃうれしいですね」と表彰式では笑顔いっぱい。「足はかなり良かったのでエンジンに助けられました」と頼もしい相棒を絶賛した。
優勝戦は田中駿を含め城間、石本と131期の同期が顔を並べたが「3人いるのはうれしいけど、自分が一番優勝したかった」と勝利への思いはライバルを上回った。
来年1月から初のA1に昇格する次世代のホープは「豪快なレースをして、ファンの方にいいレースを見てもらいたい」と新たな目標を掲げ、さらなる飛躍を遂げる。